心が通う 対話 を取り戻す異色のセミナー

・はじめに~ 対話 の重要性 ~

一日のうちのほとんどを、デジタルデバイスを見つめていることが当たり前の時代になりました。
対話 、音声コミュニケーションが急速に失われている近年、あなたはこんなことを感じる機会はありませんか?

「職場でのコミュニケーションで周りの人から冷たい対応をされている」

「人と会話をしている時に、リズムがかみ合わないことが多い」

「自分には価値がないように思える。誰からも必要とされていないように感じる・・・」



昔から”自分の存在価値を明らかにしたい”という「承認欲求」は人類にとっての大きなテーマでした。
しかし現代においては、承認欲求や自己否定感は私たちにとって重大なテーマとして肥大化しているようです。

なぜなのでしょうか・・・
その大きな原因の一つがコミュニケーションの変化です。

オンラインセミナー「音楽的対話のススメ」では、現代の無味乾燥なコミュニケーションに疲弊した心を癒し、人と心が響き合う対話を実現するための、実践と学びをお伝えしています。


1・急速に変化する現代のコミュニケーション

2・なぜ音楽的対話なのか?


3・サウンドヒーリングのススメ

4・お問い合わせ|お申込み

1・急速に変化する現代のコミュニケーション

デジタルデバイス  対話 PexelsのPhotoMIX Companyによる写真


90年代にパソコンとメールが登場したのち、わずか数年でSNSやチャット、メッセンジャーアプリが定着しました。
そしてスマートフォンの普及によって、テキストのみで行われる会話に寝ている以外ほとんどの時間を費やしています。

アプリで行われるコミュニケーションは基本的に短文のつぶやきの連続です。
こういった会話を本セミナーでは「モノローグ(ひとり言)の投げつけ合い」と呼んでいます。

現代のコミュニケーションは、「情報と情報に関する自分のひとり言を、なるべく短文で相手に送り、相手に同意を得られるかを試す」傾向にあると言えます。

手のひらに握ったデジタルデバイスには、相手の体温はありません。
そのため現代人は、相手の表情、息づかい、声などの変化、そして相手の心に響いている想いを感じる能力を失い始めています。

現代のコミュニケーションは”言語ありき”のコミュニケーションです。
具体的には、文字という暗号を前提としたコミュニケーションです。


私たちはデジタルデバイスでテキストを送り合う時も、或いは実際に声をかけ合う時でも考えを文字化し、相手から届いた文字を文章的に解読しようとします。

暗号化された文字の先祖、楔形文字の発明は今から4千~5千年ほど前といわれていますが、それ以前のことばのコミュニケーションはもっと音楽的であったと考えられています。

声、音の響きと身振り手振り、相手の息づかいから伝わる様々な情報を全身で感じ取り、相手の心と向き合っていました。

それが文字優先の言語社会になると、文章の中に心、想いは情報として圧縮されます。
そして圧縮された文章という情報を脳内で解凍し、人間は相手の言っていることを脳で理解しようとします。

果たして脳の中で繰り広げられる文章理解で、どの程度相手の心は再現できているのでしょうか?
心というものは、文字優先の言語では半分も表現できていないのかも知れません。

そんなかけがえのない、私たちの心や想いを他者と共感・共有し合うコミュニケーション。

それが「音楽的対話」です。

2・ なぜ音楽的 対話 なのか?

イギリスの認知考古学者スティーブン・ミズン博士が発表した論文によれば、言語がまだ存在しない4万年以上前、私達人類の祖先は歌を歌うようにコミュニケーションをとっていました。

身振り手振りで、声に抑揚をつけ、テンポを速めて高い声で高揚したり、トーンを下げてゆっくりと低い声で相手を慰めたりしていたことでしょう。

音楽的なコミュニケーションは、相手と喜び合ったり、哀しみを共有したりする上できっと重要な意味を持ったのでしょう。

認知考古学的には、コミュニケーションの中に含まれる情報をより簡潔に、たくさん詰め込もうとしたことで言語が発達したと考えられています。

そして同時に、私達の祖先が最初にコミュニケーションにおいて大切にしていた音楽的要素は、言語の発達に伴って失われていったのかも知れません。

それでも私たちは未だに、例えば総理大臣の演説に「頼りない」と感じたり「頼もしい」と感じたりします。
ただそこにある言葉ではなく、声のトーンや話すリズム感、声量や間の取り方、そして表情や身振り手振りのボディーランゲージがそこには作用しています。

古代の人々のコミュニケーションは、音楽的な要素のみで構成された「音楽的なことば」のコミュニケーションです。

そして、現代にいたるまでの数万年の間に、文字化された言語の世界が構築される中で失われたそれらの要素が、別の形で生き残ったのが“音楽”と言えるのかもしれません。

「音楽的対話のススメ」と題された本セミナーですが、単純に「対話のススメでよいのでは?」というお話も時々いただきます。

しかし、「音楽こそ究極の対話、対話こそ究極の音楽」という、人類が忘れてしまったコミュニケーションの神髄をお伝えするために、あえて「音楽的対話のススメ」と題してセミナーをお届けしています。

【講座紹介Movie|即興演奏による対話】

【講座紹介Movie|講義風景のサンプル】

3・ サウンドヒーリングのススメ

「音楽的対話のススメ」は「サウンドヒーラー養成講座」(現在は休講中)の導入として開催されているセミナーです。

サウンドヒーラー養成講座|特設サイトを見てみる

サウンドヒーラー養成講座では、音楽的な対話に関する専門的な学びはもちろんのこと、音、響き、声、ことば、音楽による癒しを全般的に学びます。

声をかけ合う、心が響き合う音声コミュニケーションが失われていく時代に、響きの癒しを通して社会を癒しゆくサウンドヒーラーの育成と輩出を目指しています。

講義の一例として、ここでは「引き込みと同調」という現象のすごさをご紹介します。

メトロノームの同調に人間の鼓動まで同調する映像。

講師のガージュの目の前で同期して刻んでいるメトロノーム。
これは複数の振り子時計が一つになって刻み始めるという、物理学では「引き込みと同調」と呼ばれている現象です。
この映像では、同調したメトロノームの刻みに対して、講師ガージュ自身の心臓の脈拍まで同期するという状況を撮影しています。

続きの詳しい解説を見る

この様に音、響き、リズム、ハーモニーの調和と、人間の身体は想像以上に同調する性質を持っています。

これが対話のセミナーである「音楽的対話のススメ」が、音楽的な要素を重視する理由です。

サウンドヒーリングの奥深さと、響きの持つ力を合わせて学ぶことで、対話術・コミュニケーションスキルのさらなる向上を期待できます。

4・お問い合わせ|お申込み

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(受講方法)
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(録画でのご視聴も可能)
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(受講料)
4,400円

(開催日程)
毎月1回、火曜日に開催しています(日程詳細はお申込時にお問い合わせください)。
※次回は2024年11月19日(火)19時~20時30分予定

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