音、響き、音楽がもたらす癒し( サウンド ヒーリング )を学ぶセミナーのご紹介。

サウンドヒーリング実践ワークショップの導入編「音楽的対話のススメ」も開講しています!オンラインセミナー(各回ごとどなたでも参加できます)

このサイトでは、「人はなぜ音・響きに癒されるのか?」 サウンドヒーリング実践ワークショップの内容を詳しく解説していきます。


【サウンドヒーラーとは】

( 音楽 )や( 音 ・ 響き )の持つヒーリング効果を正しく学び理解し、音響・心理学的アプローチから響きを通して悩める人々、病める人々の癒しをサポートするヒーラーです。

サウンド ヒーリング とは

はじめまして。私はサウンドヒーラー養成講座の講師を務めている音楽家、作曲家のGajue(ガージュ)です。

長年、音楽療法、認知考古学、神経科学、音楽を通して、サウンドヒーリングと音声コミュニケーションについて研究してきました。

また「音楽は世界の共通語」を実践して、気づけばロシアをはじめ、様々な国と文化交流も重ねてきています。

ロシアでのオーケストラとの共演の様子
(ロシアでのオーケストラとの共演の様子)

突然ですがあなたは、

「最近人とのコミュニケーションで嫌な思いをすることが多いなぁ・・・」

そんなことを感じる場面はありませんか?

コロナ禍で私たちは今、デジタルデバイス全盛の、音声コミュニケーションが失われてゆく時代に立っています。

1971年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学名誉教授であったアルバート・メラビアンの発表した「3V」の法則。

なんと相手に与える印象のうち、言葉(言語)が相手に伝えているのはわずか7%。

その他は
・聴覚=言い方(声の大きさ、響き、話す速さなど)が38%=
・資格=態度(表情やジェスチャー、姿勢など)が55%=

直接会って、見て話す音声コミュニケーションでなければ、人の想いは7%しか伝わっていないのですからストレスも溜まるはずです。

コロナ禍の今、私たちの心と体は思っている以上に疲弊しているのではないでしょうか?

そこで、あなたを”感動”という実感と共に、癒してくれるのが サウンドヒーリング の体験です。

サウンドヒーラー養成講座は音、響き、音楽が与えてくれる「響きの 癒し 」を、様々な科学的研究にもとづいた、講義と響きの体験を通じて学ぶセミナーです。

響きによって 癒される 。響きによって他者も癒してゆく実践的なサウンドヒーリングを学びます。

音楽的な内容も多く含みますが、音楽の経験や知識は全く必要ありません。

また同時に、プロの音楽家の方からは、「大学の講義では一度も聞いたことがない内容」「音楽家として活動するのにとても役に立った」と好評を頂いています。

ここからは、セミナーで学ぶ代表的なポイントを詳しく解説してみたいと思います。

サウンドヒーリング実践ワークショップの導入編「音楽的対話のススメ」も開講しています!オンラインセミナー(各回ごとどなたでも参加できます)

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はじめに
~サウンド ヒーリング を学ぶ前に~

人は「響き」と聞くと「音」と同一のものと理解している場合が多いようです。

確かに、英語で「響き」と「音」を翻訳すれば、どちらも「Sound」となります。

しかし、本当の「響き」は「音」(物の振動によって生じた音波を、聴覚器官が感じとったもの)そのものではなく、無数の音がこの地球上の大気の中で、共振して、自ずと調和した言うなれば自然界のハーモニーです。

響きのハーモニーは地球上の音の世界だけではなく、可視光線や放射線、宇宙に漂うあらゆる波動の中で生まれています。

私たちの体の中でも、呼吸、脈拍、脳波などあらゆる律動(リズム)の波動が体内で同調して調和を保っています。

同じように太陽系の中でも、太陽を中心に様々な公転周期というリズムを持った惑星が、互いの引力で引き込み合いながら同調して太陽系の調和を保っています。

同じような調和が天の川銀河でも、宇宙全体でも保たれていると近代科学では考えられています。

宇宙は波(波動)で出来ている

およそ138億年前に誕生したといわれる宇宙。その宇宙が誕生した時に存在したのはサイン波の波動(エネルギー)だけでした。

波動は互いに引き寄せ合い同調してグループを形成していきます。それらのグループは他のグループとさらに同調し大きなグループを形成します。

グループを構成する波動(エネルギー)の密度がある一定を越えると物質となります。物質の多様性はやがて星や有機体(生物)を生み出します。

とてつもなく膨大な文字数の研究論文から、宇宙と物質・生命の誕生をざっくりわかりやすく解説するとこのようなイメージになります。

あらゆる物質・生命体が波動の集まりからできているということは、大元をたどっていくとこの宇宙には波動しか存在しないことになります。

私たちの体の数十兆の細胞も波動の集まりから成っています。

普段目にする木もコンクリートも、車も電車も、川の水も石ころもみんな、波動の集まりが現在生きている姿として現わしている目に見える形であって、大元は肉眼では見えない無数の波動の集まりです。

・引き込みと同調が生み出す宇宙の調和

1657年頃、オランダの数学者、物理学者、天文学者のクリスティアーン・ホイヘンスが世界で初の振り子時計を発明します。

正確に時を刻む時計の発明だけでも世界の大ニュースですが、この研究課程でホイヘンスはさらに神秘的な自然界の現象に出会います。

壁に掛けておいた複数の振り子時計の振り子が、最初はバラバラに振っているのにやがて一つに揃って振り始める。

“引き込みと同調”という現象のおよそ記録史上世界で初めての発見でした。

これを、複数のメトロノームを使って講師Gajue(ガージュ)が講義している映像を以下にご紹介します。


三台のメトロノームが、お互いに引き込み合い、バラバラに振っていたメトロノームは最後には一つになって同期します。
これが引き込みと同調という現象です。

この性質はあらゆる波動に見られ、この宇宙では周囲にある波動と波動が引き込み合い同調する現象が至る所に見られます。

もちろんあらゆる波動ですので、私たちの体の中でも、神経活動、呼吸、鼓動などあらゆる律動の中でこの同調の現象が起こっています。

ここに「なぜ響きは癒すのか?」という疑問の答え、或いはヒントが隠れています。

催眠術をかける際に、ある一定の呼吸を促したり、振り子を見つめてもらうことで、被験者をトランス状態に導くという手法があります。

人間にもやはり目の前にある波動に同調してしまう性質があるため、ある一定のリズムや、無数のリズムが調和している状態に出会うと心拍や呼吸、脳波が目の前の波長に同調するという現象が起きます。

メトロノームの同調に人間の鼓動まで同調する映像。

同調する性質は「良い」「悪い」では説明できません

目の前にある波動や波動の集まりが、自分にストレスを与えるものだったとしたら、(自然そのままの世界ではあまり出会いませんが)人は目の前の”自分にストレスを与える音”に同調してしまいます。
(あえてここではストレスを与える音を”響き”とは呼びません)

しかし逆にストレスによって乱れ、歪んでしまった部分(自律神経の乱れ、精神的な不安)がある時に、自然な調和を保った響きに出会えば、響きと同調することで人は、自分の身体に備わる自然治癒力という能力によって、本来のバランスを取り戻し、心身共に回復することが出来ます。

人を癒す音、響きは倍音豊かな響き(サウンド ヒーリング )

みなさんは「倍音」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?英語ではオーバートーンと呼びます。

倍音こそ音の世界というミドルコスモス(本講座ではそう呼んでいます)に響き渡る、波動の調和のハーモニーです。

下の図をご覧ください(本来は楽譜で説明するべきですが、音楽理論の知識のない方にもわかるように表現しています)

倍音の響きの 癒し イメージ画像 サウンドヒーリング 。倍音の 波動 に 癒される

この図は、一つの低いソの音が鳴った時に、そこに無数に共鳴し始める倍数の音(サイン波)を、
水面に石が落ちた時に出来る水の波紋に例えて表現してみたものです。

低いソの音が仮に100ヘルツ(1秒間に大気に100回波打つ波動)の音だとすると、100から順に200、300、400、500、600、700、800Hz・・・と、理論上は高い方へ向かって順に倍音が響き渡ります。

これは、大気中に一つの音が鳴った時に、音の伸びや残響(サステーィン)の中に倍数の音が響くという自然法則です。

自然界の波動のハーモニーは、私たちが人間世界の現代的な都市型の暮らしの中で見失ってしまった、様々な調和を体験させてくれます。

そしてその体験は、私たちの体内や精神レベルで失っていた、本来の人間としてのバランスを取り戻すチャンスを与えてくれます。

以下に講師のガージュが”ソノリテ奏法”という特殊なピアノ奏法を用いて、ピアノの倍音だけを奏でている映像をご紹介します。

倍音という波は、宇宙誕生の時に放たれた波動と同じ”サイン波(正弦波)”と呼ばれる波形で、フルートやオルガン、ハーモニカ、声のファルセット(うら声)やギターのハーモニクスなどと同じ波形のため、それらの音はほぼ同じ音色になります。



究極の音楽は”ことば”
~究極の サウンド ヒーリング ~

イギリスの認知考古学者スティーブン・ミズンの論文によれば、4万年以上前のネアンデルタール人は歌を歌うように会話をしていたという興味深い文献があります。

私たち人類の祖先は言語を獲得するより以前の時代、音の響きとリズムと抑揚だけで、音楽的なコミュニケーション(アンサンブル)によって会話をしていたという説は、近年認知考古学会で知られるようになってきています。

つまり、音楽的なコミュニケーションこそが言葉の原点であり、逆に言えば音楽的な会話こそ、音楽の原点であるということが分かります。

まさに近年注目されている” ノンバーバル(非言語的)コミュニケーション ”です。

そして音楽的会話はやがて、より膨大な情報を処理するために、音楽的要素を割愛した現代の言語コミュニケーションへと数千年をかけて変化しました。

ここで大事なメッセージをお伝えしなければいけません。

人類が音楽的コミュニケーションも含めて、言語コミュニケーションを獲得してから数万年(あるいは数十万年)の間で、
現代、人類がこれほどまでコミュニケーションから音、声、つまり音声コミュニケーションを排除した時代はありません。

音による会話、そこに心が響きあうコミュニケーション、その発達と進化によって繁栄してきた人類にとってこれほどまで響きを軽視した時代は人類にとって初めての体験です。

響きの癒しを受け取る体験の欠落はおそらく、すでに私たち人間が人間であるために重要な要素を、私たちの心と体から奪っているのかも知れません。冒頭のサウンドヒーラー養成講座のセミナー受講条件に「音楽の経験や知識は一切必要ありません」と明記しました。

なぜなら、本講座において最も重視する響きの癒しが「言葉の響きで癒す、言葉の響きで癒される」というテーマだからです。

響きのコミュニケーションが失われてゆく令和の時代に、言葉を見直し、音、響きから人を癒し、時代を和ませる。

なごませしむ”令和の時代”に、音、響き、音楽に癒される。そして響きによって他者を癒す。

そんな出会いと、響きの広がりを心待ちにしています。

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講師紹介


Garjue(ガージュ)
作曲家・音楽家 / (一財)日本能力開発推進協会認定 上級心理カウンセラー

GarjueSoundHealingLABを主催。

作曲家としてこれまで20年以上にわたり、メジャー・インディーズをはじめ国内外の歌手の作品プロデュースを担当。

ハリウッドスターコリン・チョウ主演作品で音楽監督を務めるなど、映画・舞台・CMなどの音楽監督を数多く手掛ける。

音楽活動と並行して行ってきた音楽療法や音楽に関する科学研究を取り入れ、ヒーリング ミュージックの分野でも多くの作品をプロデュースする。

これまでに50作以上のヒーリングアルバムをプロデュースしている。
(代表作:若月佑輝郎 with Garjue / 祈り~GHIBLI de LOVE THE WORLD & NATURE

近年はサウンドヒーリングの研究や後進の育成と日々の音楽活動の傍ら、外務省派遣での国際友好親善事業にも積極的に参加。

3年連続ロシアで文化交流のためのコンサートを続けるなど、音楽を通じた文化外交というサウンドヒーリングの分野においても、国際的に活動の幅を広げている。

受講料・開催場所について

詳細はお気軽にお問い合わせください。


【受講料・会場】

受講料 | 8,000円(税込み・約90分)

会場:ガージュサウンドヒーリングラボ
東京都杉並区西荻南2丁目21-10 HKビル2 地下1階(MAPを見る)
JR中央総武線の西荻窪駅から徒歩4分(土日祝日は中央線は止まりませんのでご注意ください)

シンギングボウルやクリスタルボウルを使った、 サウンドヒーリング を体験できる ワークショップ も開催しています!

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